加熱の仕組み      

 

ガス直接火によって加熱します。IHヒーターは磁力線が働いて、なべ底に電流を発生させて、電気抵抗で鍋そのものを熱くします。よってIHヒーターで使用できる鍋は、底が平らで磁力に反応する素材の物でなくてはなりません(鉄・ステンレスの一部など)
一方ガスコンロは、従来の調理器具の殆どすべてを利用できます。
 
火  力
  ガスそのものは4000kcalですが、コンロの火力は2000kcalです。
2リットルのお湯を沸かす時間は6分24
IHヒーターの火力は1290kcal相当です。

2リットルのお湯を沸かす時間は7分41
 
同時使用

おいしさ
 
鍋での煮物

 
フライパンでの調理
ガスは、火力の調整によりなべ底の温度差を少なく出来ます。IHヒーターはその性質上、鍋底に温度差が出来やすくなります。よって、パンケーキやお好み焼き、餃子などが苦手です。また、常に鍋底がヒーターに接している必要がありますので、チャーハンなどを作るときなどに、鍋を振って返すことが出来ません。
 
グリルでの焼き魚

  
安全性
 
やけど  調理後の高温が分かりにくいIHヒーター

  
火災   炎がないので火がつきにくいIHヒーター。 そこが逆に落とし穴。
 
鍋をおろすとヒーターは自動的に消えてしまい。スイッチの消し忘れの原因になります。
鍋を置かなければ大丈夫?以前東京都の料理屋でこんな事件がありました。
冷えているが、スイッチの入ったままの
IHヒーターの上にカセットコンロを置いてしまったのです。カセットコンロはステンレス製、磁力が発生してカセットボンベを過熱してしまいました。ボンベが破裂して、ぼや火災に。幸いボンベに残っていたガスの量が少なかったので大事にはいたりませんでしたが、だれもIHヒーターのスイッチが入ったままだと気がつかなかったのが原因です。